大陸棚限界委員会に対する各国の申請状況
2001年12月にロシアが申請を提出したのを皮切りに、これまでに、51件の申請が大陸棚限界委員会に対して提出されました(2010年5月31日現在)。このうち、2010年3月~4月に開催された第25回大陸棚限界委員会までに、大陸棚限界委員会は下記の11件に対し、勧告を行いました。
| 勧告が行われた申請 | 申請提出日 | 勧告採択日(*1) | |
|---|---|---|---|
| 1 | ロシアの申請 | 2001年12月20日 | 第11回会合、2002年6月27日 |
| 2 | ブラジルの申請 | 2004年5月17日 | 第19回会合、2007年4月4日 |
| 3 | オーストラリアの申請 | 2004年11月15日 | 第21回会合、2008年4月9日 |
| 4 | アイルランドの申請 | 2005年5月25日 | 第19回会合、2007年4月5日 |
| 5 | ニュージーランドの申請 | 2006年4月19日 | 第22回会合、2008年8月22日 |
| 6 | フランス、アイルランド、 スペイン、イギリス共同申請 |
2006年5月19日 | 第23回会合、2009年3月24日 |
| 7 | ノルウェーの申請 | 2006年11月27日 | 第23回会合、2009年3月27日 |
| 8 | メキシコの申請 |
2007年12月13日 | 第23回会合、2009年3月31日 |
| 9 | フランスの申請 (仏領ギアナ、ニューカレドニア) |
2007年5月22日 | 第24回会合、2009年9月2日 |
| 10 | バルバドスの申請 | 2008年5月8日 | 第25回会合、2010年4月15日 |
| 11 | イギリスの申請(アセンション島) | 2008年5月9日 | 第25回会合、2010年4月15日 |
(*1)大陸棚限界委員会のホームページより
2010年3月~4月に開催された第25回会合でバルバドス及びイギリスの申請に対し、勧告が採択されたため、新たに2件の申請について小委員会が設置されました。審査が行われている申請は、下記の4件です(2010年5月31日現在)。
| 審査中の申請 | 申請提出日 | 審査が開始された会合 |
|---|---|---|
| インドネシアの申請 | 2008年6月16日 | 第23回会合(2009年3月~4月) |
| 日本の申請 | 2008年11月12日 | 第24回会合(2009年8月~9月) |
| モーリシャス及びセーシェル共同申請 | 2008年12月1日 | 第25回会合(2010年3月~4月) |
| スリナムの申請 | 2008年12月5日 | 第25回会合(2010年3月~4月) |
51件の申請のうち、審査が終了した申請(上記の11件)と審査中の申請(上記の4件の申請)を除いた残りの36件の申請は、審査を受けるため順番を待っている状況です。(*2)
(*2) 申請は、国が提出した順に、審査の順番待ちの行列に並びます。小委員会での審査が終了すると、新たに小委員会が設置され、次の申請の審査が始まります。これらの手続については、大陸棚限界委員会手続規則第51条に規定されています。
ここでは、各国の申請の公開資料(申請内容を要約した書類であり、エグゼクティブ・サマリーと呼ばれています。)に記載されている内容を20件目の申請まで紹介するとともに、現在の審査状況等について説明していきます。(下記のそれぞれの図は、各国のエグゼクティブ・サマリーの表紙イメージです。クリックすると、各申請についての説明のページにつながります。)
21件目のウルグアイの申請から51件目のキューバの申請までは、エグゼクティブ・サマリーに記載されている内容を基に、各申請の概要を紹介します。
なお、一つの国が単独で行う申請がほとんどですが、複数の国が共同で行う共同申請(joint submission)もあります。また、近隣諸国との境界画定がなされていない海域を除いて申請を提出する部分申請(partial submission)もあります。
一つの国が、何回も部分申請を行うことも可能で、アイルランドやフランス、イギリスは既にいくつも申請を提出しています。また、2006年5月19日提出 の4カ国共同申請(フランス、アイルランド、スペイン、イギリス)や2008年12月1日提出の2カ国共同申請(モーリシャス、セーシェル)は、共同申請 であると同時に、部分申請でもあります。(部分申請や共同申請に関して、「大陸棚限界委員会の任務」を参照。)
* 日付はいずれも、米国ニューヨーク時間にもとづく。
* 21件目のウルグアイの申請から51件目のキューバの申請まではこちらをご覧下さい。




















