▽コンセプト
海洋に対する関心を高めよう!
わが国は四方を海に囲まれているものの、国民の海洋に対する関心が総じて低いと言われています。その要因の一つとして、海洋の理解促進を図るための効果的な教育活動が、欧米諸国と比較して十分に行われていないのではないか、という点が指摘されています。海洋に対する理解を深めるためには、学校教育のみならず、生涯学習や文化活動などさまざまな視点から総合的に取り組むことが求められますが、それは一つの団体や機関だけでできるものではなく、また一朝一夕に体制を構築できるものでもありません。
ターゲット
そこで海洋政策研究財団では、海を扱う公益機関として教育のどのような部分でお役に立つことができるのか検討を続けてまいりました。その結果、まずは学校教育、それも小学校にターゲットを絞って事業を進めることといたしました。その理由は、高校や大学と違って進学や就職といった要素が少ないことや、また原体験として海の自然に触れる時期として非常に重要であること、にあります。
教員の方々とのコラボレーション
2000年から始まったこのプロジェクトでは、まず小学校とはどのような組織なのか、どのような方針に基づいて教育活動が行われているのか、現場教員の業務はどのように進められるのか、またそこで海に関する教育的な活動を行うためにはどのようなアプローチが求められるのか、という基本的な部分に重点を置いて現状把握を中心に行ってきました。なるべく現場に出て、現場の先生方と一緒に考えながら、楽しくて有益な海の学習について協働でその道を探っていこう、という試みです。 |
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事業概要 |
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■事業内容
我々海洋政策研究財団では以下のような取り組みを中心に、海洋教育支援事業を展開しています。
■1■ 学習支援
学校に対する学習支援のケーススタディとして、総合的な学習の時間などでの海を題材とした活動の支援などを、協力教員の方々と密なコミュニケーションをとりながら進めています。
総合的な学習の時間のスタートは、海洋政策研究財団をはじめ外部機関にとって学校教育の現場に直接関わることができるきっかけとなりました。しかし学校の内情をよく知らない外部機関にとっては、実際の学習支援でとまどうことが多いのも事実です。特に、学校側が外部機関に期待するものと、外部機関が学校で伝えてほしいことの間に、まだギャップがあるようです。そのギャップを明らかにし、双方にとってメリットのある共生関係を築くための取り組みと言えます。
■2■ フィールド研修
学校の教職員を対象とした海岸のフィールド巡検を実施し、そのエリアの海岸を研究者や専門家、地元の漁業者などと歩きながら、いつもと違った視点から見ることで、今まで見えなかった学習題材や教材を発掘する試みを実施しています。
ひと口に海の学習といっても、その広がりは無限の可能性を秘めています。一方、その無限の広がりゆえに海の学習は漠然とした印象を与えることも事実です。また小学校では、地域の身近な題材を使った学習活動が多いため、いきなり海洋というテーマの導入は必ずしも現実的ではありません。そこで地域の海でどのような学習活動が可能なのかを現場教員と一緒に考えています。
■3■ 講師派遣
総合的な学習の時間や課外活動などで、外部の人を講師に呼び、現場で活動している人の生の声を聞くという取り組みがよく行われています。また、教員研究集会などでも研究者による第三者評価なども活発になってきています。そこで海洋政策研究財団では、これらの学校教育現場と研究者や専門家の間を繋ぐような取り組みができないかと模索しています。
▽お問い合わせ
この他にも、どうしたら海を学校教育に取り入れていただけるかを考えながら様々な取り組みを検討しています。詳しくは下記まで電子メールでご連絡ください
info@sof.or.jp (海洋政策研究財団宛)
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